ぬるま湯地獄へようこそ

ちっちゃいことは気にしない

欲望は果てない

芸術の秋ということで展覧会に立て続けに行ってみた
技法だとか難しいことはわからないので箇条書き程度でお送りします

春画展@永青文庫
平日の昼間だというのに大混雑でびっくり
時間帯のせいかおじいちゃん多めでいくつになっても興味は尽きないのだと感心
江戸時代以降の文化なのかと思いきやそれ以前からこういった絵画はあったようで
室町時代あたりのは背景がほとんどなくて花とかが描かれててシュールだった
男女だけでなく男男だったり女女だったり入り乱れてたりしてるのを見ると
私たちが今日本人独自の貞操観念だと信じているものがぐらつく
めくるとチョメチョメなところが見えるのとか技術の無駄遣いすぎた
昔はパーツより表情や結合部を描いたほうが受けがよかったのかあまり素っ裸の作品がなかった

内藤ルネ展@新宿伊勢丹
前を通りかかったらたまたまやっていたので行ってみた
伊勢丹系列のクレカがあれば無料だったのがちょっと悔しい
おなじみのパンダやかわいらしい少女画の印象が強かったので
憂いをおびた抒情的な女性画や情熱的な男性画には驚いてしまった
同時期に描いていても女性はこちらを不安定にさせるような虚ろな目付きだったのと対照的に、
男性は健康ではつらつとしていたのが印象に残った
当時のふろくも展示されていたのだけどその中のおしゃれブックで
ヘアアレンジについておとなのような髪型をしなくてもいまのあなたににあう髪型を楽しみましょうとアドバイスしていた
なぜ老いも若きも10代後半から20代前半あたりでいようとするのだろう
小学生は小学生でそのときしか出来ない格好をすればいいし
年をとればその年齢にあった格好をすればいいのに
子供は背伸びをし大人はいつまでも若くいたがる
小さいころ背伸びしてた人が美魔女になっているイメージ
物販も充実していてルネ展に入らなくても充分楽しめそう
タカノフルーツパーラーとのコラボパフェが気になったのでまた期間中に行けたら行きたいな