ぬるま湯地獄へようこそ

ちっちゃいことは気にしない

コスメティックラブ

コスメ欲がわいて困っています。
年に数回しかわかないのですけど
これがわくと化粧板とか雑誌とか読み出して止まりません。
そもそも今使ってるファンデーションが使い始めから、
ずっといまいちで買い換えたいというところから始まりました。
パフでといわれたのに手で塗ってたのも原因かもしれません。
なんか仕上がりがいまいちで気分が上がらないまま半年。
そろそろ季節も変わるし変えようと調べ出したら止まらない。
今の候補は

◎夏からスキンケアを全部クリニークに変えて調子がいいのと塗りやすそう
△全部クリニークにするのがつまらない

◎塗ってもらったときのあの不思議な感じが忘れられない
△これから秋冬どうなのだろう

ただ単に気になるだけ

調べ出したらファンデーション以外にも止まらなくなり色物まで欲しくなっております。
顔は一つしかないのでそんなにいらないはずなのに不思議なものです…

痴漢にあったことのない女の話

私も大概フェミ寄りの思考回路なので、
フェミ界隈が話題にしていることには大体飛び付くのだが、
痴漢関係の話だけはぴんとこなかった。
中高生のときにそういう目線に晒されたことがないからだろう。
よくあう人からすれば幸せなことなのだろうが、
全くないとそれはそれで自信をなくすのだ。
海外に行って初めて売春をもちかけられたときは
怖かったけれど私でも女だと思っている人がいるのだと安心したぐらいだ。

とここまで書いて結論がまとまらないままになって下書きになっていたのだが、
ふと気がついた。
なぜ自分が中高生のときそういう目線に晒されなかったか。
制服を着ていなかったからだ。
今思えば年齢も性別も不詳の格好をしていた。
だからだ、と気がついた。
私が海外で売春を持ちかけられたのも私に魅力があったのではない。
アジア人の女はちょろいと思われているだけなのだ。
性犯罪に走る人間は人を記号ぐらいでしか捉えてないのではないだろうか。
どこかのカテゴリにはまればオッケーぐらいの感覚でいそうである。

制服なくすだけで痴漢被害も減りそうだしJKへの固執もなくなりそうだし
季節問わず快適だけどみんな制服好きだからなくならないのでしょうね。

欲望は果てない

芸術の秋ということで展覧会に立て続けに行ってみた
技法だとか難しいことはわからないので箇条書き程度でお送りします

春画展@永青文庫
平日の昼間だというのに大混雑でびっくり
時間帯のせいかおじいちゃん多めでいくつになっても興味は尽きないのだと感心
江戸時代以降の文化なのかと思いきやそれ以前からこういった絵画はあったようで
室町時代あたりのは背景がほとんどなくて花とかが描かれててシュールだった
男女だけでなく男男だったり女女だったり入り乱れてたりしてるのを見ると
私たちが今日本人独自の貞操観念だと信じているものがぐらつく
めくるとチョメチョメなところが見えるのとか技術の無駄遣いすぎた
昔はパーツより表情や結合部を描いたほうが受けがよかったのかあまり素っ裸の作品がなかった

内藤ルネ展@新宿伊勢丹
前を通りかかったらたまたまやっていたので行ってみた
伊勢丹系列のクレカがあれば無料だったのがちょっと悔しい
おなじみのパンダやかわいらしい少女画の印象が強かったので
憂いをおびた抒情的な女性画や情熱的な男性画には驚いてしまった
同時期に描いていても女性はこちらを不安定にさせるような虚ろな目付きだったのと対照的に、
男性は健康ではつらつとしていたのが印象に残った
当時のふろくも展示されていたのだけどその中のおしゃれブックで
ヘアアレンジについておとなのような髪型をしなくてもいまのあなたににあう髪型を楽しみましょうとアドバイスしていた
なぜ老いも若きも10代後半から20代前半あたりでいようとするのだろう
小学生は小学生でそのときしか出来ない格好をすればいいし
年をとればその年齢にあった格好をすればいいのに
子供は背伸びをし大人はいつまでも若くいたがる
小さいころ背伸びしてた人が美魔女になっているイメージ
物販も充実していてルネ展に入らなくても充分楽しめそう
タカノフルーツパーラーとのコラボパフェが気になったのでまた期間中に行けたら行きたいな

ありのままでは生きられない

話題のマッドマックスを見てきました。
最初は全く興味がなく、普段見に行くタイプの映画ではなかったのでスルーしていましたが、
Twitterでフォローしている人がみな絶賛して語っているのを見てたまらず見に行きました。
面白かったです。
ギターから火噴いてらあ!銀のスプレーだあ!
フュリオサかっけー!
とかそういう点で。
ストーリーは期待しすぎていたようです。
あんまりワイヴスの抑圧されてた感じがわからなかったし、
そこに戻っちゃうのかとも。
ハッピーエンド好きとしてはこの先大丈夫なのかな?と
結末にも不安を覚えてしまいました。
そして、この感じアナ雪のときも同じだったなと。
Twitter界隈が絶賛していたから気になっていなかったけど見に行った結果自分には特に響かなかったというパターン。
なぜかと考えて見たらあることに気付きました。
私は個人の欲望のために誰かの平和な日常を壊して逃げ出す、という展開にのめり込めないということです。
思うまま、ありのままに生きることが悪いとは思いませんが、
そのやり方でいいの?と考えてしまうのです。
イモータンさんに何がだめだったか言ってみよ?と穏便に解決しようと考えてしまう。
この展開に爽快感を覚えられればもっと楽しめるんでしょう。
あとは元々物を壊す映像が苦手なので引っ掛かるだけですね。

色々言ってますけど、私もギターから火噴かせてバイクかっ飛ばしたいです!常に!